BPEL デザイナー開発者ガイド
WSDL エディタを使用して、Web Services Description Language (WSDL) ファイルを編集できます。WSDL は、Web サービスを記述するための XML ベースの言語です。WSDL ファイルには、Web サービスへのアクセス方法に関する情報だけでなく、Web サービスの機能に関する情報も含まれています。このエディタは WSDL 仕様バージョン 1.1 をサポートしています。
BPEL モジュールプロジェクトでは、WSDL ファイルを使用して、ビジネスプロセスおよびそのパートナーサービス用のインタフェースを定義します。
新規に WSDL ファイルを作成することも、既存の WSDL ファイルを基に作成することもできます。
WSDL エディタには、「ソース」ビューと「WSDL」ビューがあります。
WSDL ファイルには、次の主な要素があります。データ型、メッセージ、ポート型、結合、およびサービス。
WSDL ファイルには、次の BPEL 拡張性要素を追加できます。パートナーリンク型、プロパティー、およびプロパティー別名。
WSDL エディタには妥当性検査ツールが含まれています。妥当性検査ツールは、WSDL ファイルに構文および意味に問題がないかを確認します。「出力」ウィンドウにエラーまたは警告がすべて表示されます。
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WSDL ファイルを作成するときは、次のいずれかの方法を選択する必要があります。
ウィザードからの出力は、適切に構成された WSDL ファイルであり、必要なメッセージ、1 つのポート型 (と対応するパートナーリンク型)、1 つの結合、および 1 つのサービスなど含む、要素の相互関係セットを含みます。ファイルは、あとで WSDL エディタを使用して修正できます。
WSDL ファイルを新規作成するには、次の手順に従います。
既存の WSDL ファイルを基に WSDL ファイルを作成するには、次の手順に従います。
WSDL エディタには、「ソース」ビューと「WSDL」ビューがあります。WSDL エディタのツールバーには、さまざまなビューにアクセスするために使用する 2 つのボタンがあります。
「ソース」ビューでは、基礎となる XML ソースコードが表示されます。XML を直接編集することができます。
ソースエディタの最上部には、開いている各ドキュメントのタブがあります。それぞれのタブには、ドキュメントの名前が表示されます。ドキュメントが変更後に保存されていない場合は、名前のあとにアスタリスク (*) が表示されます。タブを右クリックすると、さまざまなコマンドにアクセスできます。
ツールバーはソースエディタウィンドウの最上部にあります。
ソースエディタに表示されるソースコードは、構文上の色分けが行われます。
ソースエディタのステータス行は、水平スクロールバーの下にあります。挿入モードと上書きモードを切り替えるには Insert キーを使用します。
「WSDL」ビューでは、GUI コンポーネントを使用して WSDL ファイルの要素と属性を設定します。
WSDL ビューには 2 つのサブビュー、つまり、ツリービューと列ビューがあります。サブビューを切り替えるには、WSDL エディタのツールバーのボタンを使用します。
コンポーネントノードの中には、拡張属性を追加できるものがあります。「拡張属性の追加」ダイアログでは、名前と名前空間を指定できます。属性を追加すると、「プロパティー」ウィンドウで値を指定できます。これらのコンポーネントノードでは、拡張属性を削除することもできます。
コンポーネントノードを右クリックして「移動」>「ソース」を選択すると、そのコンポーネントのブロックの先頭にカーソルがある状態で、「ソース」ビューが表示されます。
リファクタリングを実行できます。
「名前」プロパティーの値を変更することで、コンポーネントの名前を変更することもできます。WSDL エディタでは同じファイル内の該当個所すべての名前が変更されますが、他のファイル内のものは変更されません。
ここでは、WSDL ファイルのルート要素の構成方法、要素へのドキュメントの追加方法、および XML スキーマと WSDL ファイルのインポート方法について説明します。
ルート要素には、WSDL ファイルの名前、ターゲット名前空間、デフォルト名前空間、および名前空間の接頭辞のプロパティーが含まれています。
ルート要素を構成するには、次の手順に従います。
WSDL ファイルの任意の要素にドキュメントを追加できます。
ドキュメントを追加するには、次の手順に従います。
WSDL エディタを使用して、XML スキーマファイルまたはプロジェクトに含まれる別の WSDL ファイルをインポートできます。
XML スキーマをインポートするには、次の手順に従います。
別の WSDL ファイルをインポートするには、次の手順に従います。
WSDL エディタは、W3C XML スキーマの組み込み単純型をサポートしています。組み込み単純型には、文字列、データ、整数などの型があります。
インラインスキーマを追加することで、独自のデータ型を定義できます。WSDL エディタでは、1 つ以上の大域プロパティーを構成し、構造を定義できます。
インラインスキーマを追加するには、次の手順に従います。
インラインスキーマの大域プロパティーを構成するには、次の手順に従います。
インラインスキーマの構造を定義するには、次の手順に従います。
WSDL エディタを使用すると、メッセージを作成できます。
WSDL ファイルで、ポート型には Web サービスが実行できる 1 つ以上の関連操作が含まれます。操作では、メッセージの受信、メッセージの送信、またはその両方が行われます。
各メッセージには、1 つ以上の論理部品を含める必要があります。各部品に対して、名前と内容の型を指定してください。
メッセージまたは部品の名前を変更すると、WSDL エディタによって同じファイル内にある該当する個所の名前がすべて変更されます。関連する XSD、WSDL、および BPEL の各ファイル内の該当する個所の名前もすべて変更するには、コンポーネントノードを右クリックし、「リファクタリング」>「名前を変更」を選択します。
メッセージを作成するには、次の手順に従います。
メッセージの名前を変更するには、次の手順に従います。
部品のプロパティーを変更するには、次の手順に従います。
既存のメッセージに部品を追加するには、次の手順に従います。
メッセージまたは部品を削除するには、次の手順に従います。
WSDL エディタを使用して、ポート型を作成できます。また、WSDL エディタを使用して既存のポート型に操作を追加することもできます。
WSDL ファイルで、ポート型には Web サービスが実行できる 1 つ以上の関連操作が含まれます。操作の例としては GetQuote があります。
WSDL 1.1 仕様では、次のカテゴリの操作が定義されています。
各メッセージには、1 つ以上の論理部品が含まれます。各部品に対して、名前と内容の型を指定してください。
ポート型または操作の名前を変更すると、WSDL エディタによって同じファイル内にある該当する個所の名前がすべて変更されます。関連する XSD、WSDL、および BPEL の各ファイル内の該当する個所の名前もすべて変更するには、コンポーネントノードを右クリックし、「リファクタリング」>「名前を変更」を選択します。
ポート型を作成するには、次の手順に従います。
既存のポート型に操作を追加するには、次の手順に従います。
ポート型の名前を変更するには、次の手順に従います。
操作のプロパティーを変更するには、次の手順に従います。
ポート型または操作を削除するには、次の手順に従います。
WSDL エディタを使用すると、結合を作成できます。また、「新規 WSDL ドキュメント」ウィザードで生成した結合を修正することもできます。
WSDL ファイルでは、結合によってポート型のメッセージ形式とプロトコルの詳細が定義されます。
SOAP 1.1 プロトコルへの結合を結合することができます。結合には、SOAP 結合ノードおよび 1 つ以上の操作が含まれます。各操作には、次の要素を含むことができます。
結合の名前を変更すると、WSDL エディタによって同じファイル内にある該当する結合の名前がすべて変更されます。関連する XSD、WSDL、および BPEL の各ファイル内の該当する結合の名前もすべて変更するには、結合ノードを右クリックし、「リファクタリング」>「名前を変更」を選択します。
既存のポート型から、結合とサービスを簡単に作成することができます。あとで結合を修正する場合は、「結合の作成」の適切な手順を参照してください。
ポート型から結合とサービスを作成するには、次の手順に従います。
既存のポート型から簡単に結合とサービスを作成するのではなく、結合、サービス、およびそのサブノードを個別に作成することができます。この節では、結合の作成方法、および SOAP 情報の構成方法について説明します。
結合を作成するには、次の手順に従います。
SOAP 結合ノードを追加するには、次の手順に従います。
操作の SOAP 要素を変更するには、次の手順に従います。
WSDL ファイルから結合を削除することができます。
結合を削除するには、次の手順に従います。
WSDL エディタを使用して、サービスを作成できます。加えて、「新規 WSDL ドキュメント」ウィザードで作成したサービスを修正することができます。
WSDL ファイルで、サービスは、使用する結合と、クライアントが Web サービスにアクセスできる場所を示します。
既存のポート型から、結合とサービスを簡単に作成することができます。あとでサービスを修正する場合は、「サービスの作成」の適切な手順を参照してください。
既存のポート型から簡単に結合とサービスを作成するのではなく、結合、サービス、およびそのサブノードを個別に作成することができます。この節では、サービスの作成方法、および SOAP 情報の構成方法について説明します。
サービスのポートを構成するには、その前に結合を作成する必要があります。
サービスを作成するには、次の手順に従います。
SOAP アドレスノードを追加するには、次の手順に従います。
WSDL ファイルからサービスまたはポートを削除することができます。
サービスまたはポートを削除するには、次の手順に従います。
WSDL ファイルに、次の BPEL 拡張性要素を追加できます。
BPEL プロセスにパートナーリンクを追加するには、その前に WSDL ファイルにパートナーリンク型を追加する必要があります。
BPEL プロセスで、パートナーリンクは BPEL プロセスとパートナーサービス間の対話を表します。各パートナーリンクには、パートナーリンク型が関連付けられています。
パートナーリンク型は、2 つのサービス間の対話関係を明らかにするものです。パートナーリンク型は 1 つまたは 2 つのロールを持つことができます。ロールは、その関係の中でサービスが持つ機能を記述したものです。ロールの例としては、loanRequestor と loanProcessor があります。各ロールは、サービスがメッセージを受信するために使用するポート型を指定する必要があります。
パートナーリンク型を自動的に追加するには、次の手順に従います。
パートナーリンク型を手動で追加するには、次の手順に従います。
BPEL サービスエンジン実行環境では、相互関係と呼ばれる仕組みが使用され、BPEL プロセスとそのパートナーサービスの間で一般的に発生し、長時間実行される複数のステートフルなメッセージ交換を追跡します。
BPEL プロセスで相互関係を有効にする手順には、次の初期手順があり、この手順は WSDL ファイルで行う必要があります。
WSDL ファイルでこの手順を実行すると、BPEL プロセスに相互関係セットを定義できるようになります。相互関係セットは、1 つ以上のプロパティーを参照します。その相互関係セットは、メッセージアクティビティー (呼び出し、返信、受信)、およびピック要素のメッセージ時分岐によって使用されます。
プロパティーを定義するには、次の手順に従います。
プロパティー別名を定義するには、次の手順に従います。
WSDL ファイル内の WSDL コンポーネントが使用されている場所を、すばやく確認することができます。
WSDL コンポーネントの使用状況を検索するには、次の手順に従います。
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