BPEL デザイナー開発者ガイド: 概要
執筆:
、管理:
2007 年 12 月
内容
BPEL デザイナー開発者ガイド
Web サービスを編成する主な方法の 1 つに、ビジネスプロセス実行言語 (BPEL) の使用があります。このガイドでは、WS-BPEL 2.0 仕様に準拠する BPEL プロセスの編集、コンパイル、および配備に使用できる IDE の機能について説明します。IDE の BPEL デザイナー機能を使用すると、BPEL プロセスを簡単に作成および編集し、BPEL サービスエンジンに配備し、テストモードまたはデバッグモードで実行できます。
NetBeans IDE 6.0 リリースに含まれる BPEL デザイナー機能については、次のチュートリアルを参照してください。
このドキュメントを読むにあたって
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このドキュメントの構造
このガイドは複数の節から構成され、それぞれ NetBeans IDE に含まれる BPEL デザイナーの特定の機能について説明しています。節の一覧は 目次 にあります。
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JBI 実行環境の概要
JBI (Java Business Integration) 実行環境は、IDE 内で SOA ツール用の実行環境を提供します。JBI 実行環境には、サービスモデルを使用して相互に作用する複数のコンポーネントが含まれます。このモデルは WSDL (Web Services Description Language) 2.0 に基づいています。JBI 環境内でサービスを提供または消費するコンポーネントをサービスエンジンと言います。コンポーネントの 1 つに、ビジネスプロセスを実行するためのサービスを提供する BPEL サービスエンジンがあります。JBI 環境外にあるサービスへのアクセスを提供するコンポーネントは結合コンポーネントと言います。
JBI コンポーネントは、NetBeans IDE のパッケージに含まれる GlassFish アプリケーションサーバーの一部としてインストールされます。
インストールまたは配備されている JBI コンポーネントを確認するには、次の手順に従います。
- IDE で「サービス」ウィンドウを開き、「GlassFish V2」ノード、「JBI」ノードの順に展開します。
- 「JBI」ノードが表示されない場合は、「GlassFish V2」ノードのポップアップメニューから「起動」を選択してアプリケーションサーバーを起動する必要があります。
Java Business Integration の概念の詳細と「JBI」ノードの説明については、「JBI コンポーネント技術概要」を参照してください。
BPEL サービスエンジン
BPEL サービスエンジンは、JSR 208 に準拠した JBI 実行環境コンポーネントであり、WS-BPEL 2.0 準拠のビジネスプロセスを実行するためのサービスを提供します。BPEL サービスエンジンは、BPEL プロセスを配備するための実行サービスを提供します。BPEL プロセスを配備するには、JBI モジュールとして複合アプリケーションプロジェクトに追加する必要があります。
BPEL サービスエンジンはアプリケーションサーバーと同時に起動します。したがって、複合アプリケーションプロジェクトを配備およびテスト実行する前に、アプリケーションサーバーを起動してください。
GlassFish V2 アプリケーションサーバーの状態を確認するには、次の手順に従います。
- 「サービス」ウィンドウが表示されていない場合は、「ウィンドウ」>「サービス」を選択します。
- 「サービス」ウィンドウで「サーバー」ノードを展開します。
「サーバー」ノードに「GlassFish V2」サブノードが含まれるはずです。「GlassFish V2」のノードが表示されない場合は、GlassFish V2 アプリケーションサーバーを構成する手順へ進んでください。
「GlassFish V2」ノードに緑色の矢印のバッジが表示されていれば、そのサーバーは実行中です。緑色の矢印のバッジが表示されていない場合は、GlassFish V2 アプリケーションサーバーを起動する手順へ進んでください。
GlassFish V2 アプリケーションサーバーを構成するには、次の手順に従います。
- 「サービス」ウィンドウが表示されていない場合は、「ウィンドウ」>「サービス」を選択します。
- 「サービス」ウィンドウで「サーバー」ノードを右クリックし、ポップアップメニューから「サーバーを追加」を選択します。
「サーバーインスタンスの追加」ダイアログが開きます。
- 「サーバーを選択」ページの「サーバー」ドロップダウンリストから、「GlassFish V2 Application Server/GlassFish」を選択します。
- (省略可能) 「名前」フィールドで、サーバーのデフォルト名を変更します。
IDE は、サーバーを識別するためにこの名前を使用します。
- 「次へ」をクリックします。
「プラットフォームフォルダの場所」ページが開きます。
- 「プラットフォームの場所」フィールドの「参照」ボタンを使用して、アプリケーションサーバーのインストール場所に移動して、選択します。
- 「ローカルのデフォルトドメインを登録」ラジオボタンを選択し、「次へ」をクリックします。
- ドメインの管理者のユーザー名とパスワードを入力します。
インストール時にデフォルト値のままにした場合、ユーザー名は admin で、パスワードは adminadmin です。
- 「完了」をクリックします。
GlassFish V2 アプリケーションサーバーを起動するには、次の手順に従います。
- 「サービス」ウィンドウで「GlassFish V2」ノードを右クリックし、「起動」を選択します。
- 「出力」ウィンドウに次のメッセージが表示されるまで待ちます。
Application server startup complete.
サーバーが実行されている場合、「GlassFish V2」ノードに緑色の矢印のバッジが表示されます。
BPEL サービスエンジンは「サービス」ウィンドウ内の「GlassFish V2」>「JBI」ノードの下に、「sun-bpel-engine」と表示されます。
BPEL サービスエンジンと、サポートされている BPEL 2.0 言語の構文については、『BPEL サービスエンジンユーザーガイド』を参照してください。
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複合アプリケーションプロジェクト
複合アプリケーションプロジェクトを使用して、JBI (Java Business Integration) 実行環境に配備可能な「サービスアセンブリ」を作成します。複合アプリケーションプロジェクト内では、次のことを行うことができます。
- 複数の種類のプロジェクトを使用するアプリケーション (BPEL モジュールプロジェクトや XSLT モジュールプロジェクトなど) をアセンブルする。
- 外部 / エッジアクセスプロトコル (SOAP、JMS、SMTP など) を構成する。
- JBI 配備パッケージを構築する。
- ターゲット JBI コンポーネントにアプリケーションイメージを配備する。
- JBI コンポーネントとアプリケーションの状態を監視する。
複合アプリケーションを BPEL サービスエンジンに配備するには、BPEL モジュールプロジェクトから作成された JBI モジュールが含まれている必要があります。JBI モジュールを含む複合アプリケーションプロジェクト内では、配備された BPEL プロセスに対して実行できるテストケースを作成して実行することもできます。
複合アプリケーションプロジェクトの操作については、「BPEL モジュールプロジェクト」と「BPEL プロセスのテストとデバッグ」を参照してください。
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