CASA エディタクイックスタートガイド
執筆: Vince Genovese、管理:
2007 年 12 月
このチュートリアルでは、NetBeans 6.0 に含まれる複合アプリケーションサービスアセンブリ (CASA) エディタの概要を示します。
予想される所要時間: 30 分
目次
チュートリアルの要件
次に進む前に、この節に示す要件を確認してください。
前提条件
このチュートリアルは、次の技術に関する基礎知識がある方を対象としています。
- 複合アプリケーションとサービス指向アーキテクチャー (SOA)
- Web サービス
このチュートリアルに必要なソフトウェア
開始する前に、次のソフトウェアをダウンロードしてインストールします。
- NetBeans 6.0
ダウンロードオプションは「すべて」を選択します。このオプションには、このチュートリアルに必要な SOA Pack と GlassFish V2 アプリケーションサーバーが含まれます。
NetBeans IDE のウィンドウレイアウト
このチュートリアルは、NetBeans IDE の標準のウィンドウレイアウトで次のウィンドウを表示していることを前提としています。
- プロジェクト
- ファイル
- サービス
- プロパティ
- パレット (「パレット」ウィンドウを使用するエディタの場合)
- 出力
必要な場合は NetBeans IDE の「ウィンドウ」メニューを使用してレイアウトを変更してください。
ページの先頭へ
概要
このチュートリアルでは、CASA エディタを使用して複合アプリケーションの構成を編集する方法を示します。
このチュートリアルで構成、構築する複合アプリケーションは、NetBeans IDE 6.0 に含まれる同期サンプル複合アプリケーションです。このチュートリアルでは、次の操作を示します。
- CASA エディタ内で複合アプリケーションを構築する
- 既存の複合アプリケーション内の既存の WSDL 終了点への接続を削除する
- 新しい WSDL 終了点への接続を複合アプリケーションに追加する
- 新しい WSDL 終了点のプロパティーを変更する
- 複合アプリケーションを配備する
- 複合アプリケーションのテストケースを実行する
ページの先頭へ
サンプルアプリケーションプロジェクトの作成
この節では、NetBeans 6.0 に含まれるサンプルの同期複合アプリケーション用のプロジェクトを作成します。
同期サンプルアプリケーションプロジェクトを作成するには、次の手順に従います。
- NetBeans IDE で「プロジェクト」タブを選択して「プロジェクト」ウィンドウを表示します。
- 「ファイル」メニューから「新規プロジェクト」を選択します。
- 「新規プロジェクト」ウィンドウの「カテゴリ」リストから「サンプル」>「SOA」>「同期 BPEL プロセス」を選択し、「次へ」をクリックします。
- デフォルトのプロジェクト名と場所を使用するか、「参照」ボタンを使用して別の場所を指定します。
- 「完了」をクリックしてプロジェクトを作成します。
「プロジェクト」ウィンドウに次のプロジェクトが表示されます。
SynchronousSample、BPEL プロジェクト
SynchronousSampleApplication、複合アプリケーションプロジェクト
ページの先頭へ
CASA エディタを開いてアプリケーションを構築
この節では、CASA エディタを使用して複合アプリケーションを構築する方法を示します。
CASA エディタを開いて複合アプリケーションを構築するには、次の手順に従います。
-
NetBeans IDE の「プロジェクト」ウィンドウで「SynchronousSampleApplication」を右クリックし、「アプリケーション構成を編集」を選択します。
次の手順に示すように CASA エディタが NetBeans IDE で開き、SynchronousSample アプリケーションのデザインビューが表示されます。
CASA エディタによって、複合アプリケーションの構成情報が含まれる .casa ファイルが作成、編集されます。この例では、CASA エディタによって SynchronousSampleApplication.casa ファイルが作成されました。
-
CASA エディタで「プロジェクトを構築」アイコンを選択して複合アプリケーションを構築します。
「出力」ウィンドウに、構築に関するメッセージが表示されます。
構築が正常に終了したら、デザインビューに WSDL ポートの終了点、JBI モジュール、および終了点と JBI モジュールとの接続が表示されます。
ページの先頭へ
複合アプリケーションの WSDL 結合の変更
この節では、WSDL ポートと JBI モジュールの間の接続を変更する方法と、新しい WSDL ポートを追加して構成する方法を示します。
複合アプリケーションの終了点を変更するには、次の手順に従います。
-
CASA エディタのデザインビューで、WSDL ポートと JBI モジュールの接続を選択します。
-
キーボードの Delete キーを使用して、選択した接続を削除します。
接続を右クリックして「削除」を選択することで接続を削除することもできます。
-
NetBeans IDE の「パレット」ウィンドウでWSDL 結合「soap」を選択し、CASA エディタの WSDL ポート領域までドラッグします。
-
新しく追加した SOAP 結合の消費終了点を選択し、JBI モジュールの提供終了点までドラッグします。
これで SOAP 結合と BPEL JBI モジュールの接続が作成されます。
-
新しく追加した SOAP 結合の編集アイコンをクリックしてそのプロパティーを表示します。
この機能を使用すると、WSDL エディタのインタフェースを使用して WSDL ファイル内を移動しなくても、WSDL の詳細を確認できます。
-
「プロパティー」ウィンドウで、「場所」プロパティーの編集ボタンをクリックします。
自動的に生成される「場所」プロパティーは http://localhost:18181/service です。
次の手順の複合アプリケーションのテストケースで、この場所を指定します。
-
「場所」プロパティーウィンドウで「取消し」を選択し、「プロパティー」ウィンドウで「閉じる」をクリックして、作業を保存します。
ページの先頭へ
複合アプリケーションのテストケースの実行
この節では、新しく構成した複合アプリケーションをテストする方法を示します。
複合アプリケーションのテストケースを実行するには、次の手順に従います。
-
NetBeans IDE の「プロジェクト」ウィンドウで「SynchronousSampleApplication」>「テスト」ノードを展開し、デフォルトのテストケース TestCase0 を右クリックして「プロパティー」を選択します。
-
TestCase0 の「プロパティー」ウィンドウで、「宛先」プロパティーの編集ボタンを選択します。
-
デフォルトの「宛先」プロパティーを、前の手順で確認した、自動的に生成された次の宛先に置き換え、「了解」をクリックしてから「プロパティー」ウィンドウを閉じます。
http://localhost:18181/service
-
「SynchronousSampleApplication」ノードを右クリックし、「配備」を選択します。
「サーバーの選択」ウィンドウで GlassFish アプリケーションサーバーを指定します。
複合アプリケーションが正常に配備されたら「出力」ウィンドウにメッセージが表示されます。
-
NetBeans IDE の「サービス」ウィンドウで、「サーバー」>「GlassFish V2」>「JBI」>「サービスアセンブリ」ノードを展開します。
SynchronousSampleApplication サービスアセンブリが配備されたことがわかります。サービスアセンブリ内のサービスユニットのプロパティーを表示し、複合アプリケーションの詳細情報を確認することもできます。
-
「プロジェクト」ウィンドウで「TestCase0」を右クリックし、「実行」を選択します。
テストケースに合格すると、「出力」ウィンドウにメッセージが表示されます。
ページの先頭へ
関連項目