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Java Studio Creator プロジェクトの NetBeans IDE への移行

Java Studio Creator ユーザーの皆様に朗報です。使い慣れている視覚的な Web 開発機能とともに、デスクトップアプリケーション、モバイルアプリケーション、およびエンタープライズアプリケーションを構築する機能が、オープンソースの NetBeans IDE に統合されました。NetBeans IDE 6.0 と 6.1 には、C/C++、Ruby、Ruby on Rails、および SOA のアプリケーション開発用ツールもあるので、スキルを拡大したり、開発環境を 1 つにまとめたりすることができます。

目次

このページの内容は NetBeans IDE 6.0 および 6.1 が対象です
  • 移行のメリット
  • NetBeans IDE の概要
  • プロジェクトの移行を始める前に
  • ユーザーディレクトリの移行
  • 構成ファイル
  • NetBeans IDE で Sun Java Studio Creator 2 Update 1 プロジェクトを開く
  • データソースへの接続
  • ページナビゲーションの使用
  • ライブラリ参照の解決
  • 移行したアプリケーションの配備
  • プロジェクト移行の支援
  • まとめ
  •  

    このチュートリアルを使用するには、その前に NetBeans IDE 6.0 または 6.1 と Web 機能 (「Web および Java EE」版または完全版) をインストールする必要があります。NetBeans IDE は NetBeans IDE 6 のダウンロードページからダウンロードできます。IDE の基本要素を確認してみてください。たとえば、一部のウィンドウは、NetBeans と Java Studio Creator とで表示される位置が異なります。このチュートリアルに示す手順では、JSF 1.1 と J2EE 1.4 を使用する Java Studio Creator のプロジェクトを使用します。

    移行のメリット

    NetBeans IDE に移行するメリットは何でしょうか。次にいくつか示します。

    • NetBeans IDE は、Java Studio Creator のサポートされている移行パスです。
    • NetBeans IDE では、さまざまな Web アプリケーション、デスクトップアプリケーション、およびモバイルアプリケーションの開発がサポートされているので、ツールを切り替える必要がありません。
    • NetBeans IDE では最新の Java SE と EE のテクノロジがサポートされています。
    • NetBeans IDE では、幅広いアプリケーションサーバーが標準でサポートされています。

    このガイドでは、Sun Java Studio Creator のプロジェクトを NetBeans IDE にインポートする手順を示します。Sun Java Studio Creator でサポートされているもっとも一般的な種類のプロジェクトを移行する際のヒントやテクニックを示しています。プロジェクトは、使用されているサービスやテクノロジによって大きく異なりますが、移行ガイドラインの多くは、どのプロジェクトにも当てはまるはずです。

    NetBeans IDE の概要

    Java Studio Creator の視覚的な Web 開発機能が NetBeans の Web および Java EE 版に完全に取り込まれています。Java Studio Creator のプロジェクトの移行を開始するには、NetBeans IDE 6.0 または 6.1 を次のように設定します。

    1. NetBeans 6.0 または 6.1 の Web および Java EE 版をダウンロードしてインストールします。NetBeans の完全版を選択することもできます。完全版にも Web および Java EE がサブセットとして含まれます。
    2. このあとに示す、Java Studio Creator から NetBeans IDE へのユーザーディレクトリの移行の手順に従います。
    3. IDE で、次に示す 2 つの追加プラグインをインストールします。
      1. メインツールバーで、「ツール」>「プラグイン」をクリックします。

        プラグインマネージャーが開きます。
      2. 「使用可能なプラグイン」タブで、次のプラグインの横のチェックボックスを選択します。
        • Visual Web JSF Backwards Compatibility Kit - J2SE 1.4 または J2EE 1.4 に基づくプロジェクトをサポートするために必要な補足ライブラリを提供します。これには、次の内容が含まれます。
          • JavaServer Faces 1.1 リファレンス実装 (RI)
          • JDBC 行セットリファレンス実装 (RI)
          • JWSDP 1.6 内の JAX-RPC ライブラリ
        • Visual Web JSF Portlet Support - これは Sun Java Studio Creator からポートレットプロジェクトを移行する場合にのみ必要です。
      3. 「インストール」をクリックし、「プラグインマネージャー」ウィザードの指示に従います。

    プロジェクトの移行を始める前に

    Sun Java Studio Creator 2 Update 1 からプロジェクトを移行するときは、次の点を考慮してください。

    • プロジェクトを NetBeans IDE で開く前に、バックアップコピーを作成してください。NetBeans 6.0 または 6.1 で一度開いたプロジェクトは、Sun Java Studio Creator との互換性がなくなります。
    • Sun Java Studio Creator で作成されたプロジェクトには状態情報を含むフォルダがあり、NetBeans IDE 6.0 または 6.1 にプロジェクトをインポートするときにこのフォルダでエラーが発生する可能性があります。プロジェクトを NetBeans IDE で開く前に、フォルダ myProject/nbproject/private をプロジェクトから削除することをお勧めします。このフォルダは、プロジェクトを NetBeans IDE で開くときに最新の状態情報で再生成されます。
    • Sun Java Studio Creator の旧リリースを使用している場合は、プロジェクトを Sun Java Studio Creator 2 Update 1 に移行してください。移行方法については、「Java Studio Creator 2 から Java Studio Creator 2 Update 1 へのユーザー設定およびデータの移行」を参照してください。

    ユーザーディレクトリの移行

    NetBeans IDE を起動する前に、NetBeans および Java Studio Creator IDE のすべてのインスタンスを閉じる必要があります。NetBeans IDE 6.0 または 6.1 をはじめて開くとき、IDE によって Java Studio Creator 2 Update 1 の以前のインストールが認識され、次の図に示すようにユーザーディレクトリの移行を確認するメッセージが表示されます。「設定のインポートの確認」ダイアログで「はい」をクリックして設定を移行します。「設定のインポートの確認」ダイアログ

    IDE のほかのバージョンで開発したプロジェクトを開く場合、またそのバージョンのユーザー設定を移行しなかった場合は、次の手順に従います。

    1. NetBeans IDE を閉じます。
    2. 移行しない IDE のバージョンのユーザーディレクトリ名を変更します。
    3. NetBeans IDE 6.0 または 6.1 のユーザーディレクトリを削除します。ユーザーディレクトリの場所については、次の図に示すように、「ヘルプ」>「製品について」を選択し、「詳細」タブを選択します。
    4. NetBeans IDE を再起動します。
    5. 「設定のインポートの確認」ダイアログで、「はい」をクリックして、そのプロジェクトを作成するのに使用したバージョンでの設定を移行します。

      IDE を実行するたびに、ユーザーディレクトリが作成されます。手順 3 で削除したファイルが再生成されます。

      次に NetBeans IDE を起動するときに問い合わせが表示されるように、ユーザーディレクトリの名前を変更します。ユーザーディレクトリの場所については、次の図に示すように、「ヘルプ」>「製品について」を選択します。インストールの詳細
    6. 「プロジェクトフォルダを開く」をクリックして IDE でプロジェクトを開きます。プロジェクトのクラスパスがスキャンされます。プロジェクトの大きさによっては、この操作に数秒かかる場合があります。

    データソースへの接続

    <>

    NetBeans IDE でアプリケーションを実行する前に、データソースをすべて解決する必要があります。

    Java Studio Creator 2 Update 1 のユーザー設定ディレクトリを移行するとき、他社の complibs が NetBeans IDE のディレクトリに移行され、また NetBeans IDE 6.0 または 6.1 の「ツール」>「コンポーネントライブラリマネージャー」にも表示されます。

    VIR データベースは IDE に含まれます。設定を移行するには、プロジェクトを開いて主プロジェクトノードを展開します。これは、データベース設定を移行する一般的な方法です。IDE の右下に進捗バーが表示され、「旧バージョンのプロジェクトを更新中」と表示されます。IDE をはじめて実行したときに設定が以前のユーザーディレクトリから移行されなかった場合は、この時点でデータベース接続とデータソースが移行されます。プロジェクトが更新され、NetBeans 6.0 または 6.1 で使用できるようになります。

    注: Java Studio Creator 2 Update 1 の Travel 接続は移行されません。旧リリースの IDE のサンプルアプリケーションは NetBeans IDE 6.0 または 6.1 で機能しない場合があります。NetBeans IDE の再起動後、Java Studio Creator 2 Update 1 の Travel データベースとはスキーマの互換性がない Travel データベースに接続する Travel 接続が作成されます。

    注: Oracle データベース接続を使用する Creator プロジェクトは正しく移行されない場合があります。これは、Creator で Oracle に使用されていた DataDirect ドライバが NetBeans 6 には含まれないからです。 このドライバは Creator 内からのみ使用できるので移行できません。ただし、この問題にはここに示す回避策があります。

    ページナビゲーションの使用

    Java Studio Creator で使用されていたページナビゲーションエディタは、NetBeans IDE 6.0 と 6.1 のページフローエディタになりました。

    Java Studio Creator では、プロジェクトに、個別の目的のための faces 構成ファイルが 3 つあります。

    • managed-beans.xml。 すべての管理対象 Bean エントリ用 (セッション Bean、要求 Bean、およびアプリケーション Bean を含む)。
    • navigation.xml。 ナビゲーション規則をすべて含む。
    • faces-config.xml。 手動でエントリを作成しないかぎり、これは空です。

    NetBeans 6.0 と 6.1 の新しいプロジェクトに対して、デフォルトですべてのものが単一の faces-config.xml ファイルに入りますが、新しい faces 構成ファイルを追加して、それに独自の規則やエントリを追加することもできます。

    新しいページフローエディタは、いずれの faces 構成ファイルに使用できます。

    新しいページフローエディタには 3 つの異なるビューがあり、ナビゲーション規則を表示できます。「XML」ボタンの横のドロップダウンリストを使用すると、ビューを切り替えることができます。

    • Project。 これはデフォルトのビューで、プロジェクト (JSF ページ、HTML などを含む) のすべてのページが、特定の faces 構成ファイルのすべてのナビゲーション規則とともに表示されます。
    • Faces Configuration Only。 同様に、このビューには現在の faces 構成ファイルのすべての規則が表示されますが、関連するページだけが表示されます。
    • All Faces Configuration。 このビューでは、ナビゲーション規則と、すべての faces 構成ファイルのケースがマージされ、すべての関連ページとともに表示されます。

    ページナビゲーションの使用に関する詳細は、NetBeans チュートリアルの Web アプリケーションでのページの移動を参照してください。このチュートリアルは、NetBeans IDE のページナビゲーション機能をカバーしています。

    ライブラリ参照の解決

    解決されていないライブラリ参照があるというエラーメッセージが表示されたら、参照を削除する必要があります。ライブラリ参照を削除しても、プロジェクトにリスクはありません。

    1. プロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
    2. 「ライブラリ」ノードをクリックし、「コンパイル」ウィンドウで、無効なライブラリ参照の横にある黄色のバッジアイコンの付いたエントリを削除します。
    3. 「構築」>「パッケージング」ノードを展開し、無効なライブラリ参照を削除します。

    移行したアプリケーションの配備

    NetBeans IDE 6.0 と 6.1 の「Web および JavaEE」版と完全版のインストーラには、Sun Java System Application Server/Glassfish v2 と Apache Tomcat 6.0.14 が含まれます。移行したプロジェクトが最初に Sun Java System Application Server に配備されていた場合は、NetBeans IDE 6.0 または 6.1 でプロジェクトを配備できます。

    移行したアプリケーションが、最初に Sun Java System Application Server 以外のサーバーに配備された場合、アプリケーションを配備するためには変更を行う必要があります。

    プロジェクトを異なるバージョンの Tomcat に配備する場合、tomcat.apache.org からダウンロードできる Tomcat をインストールする必要があります。Tomcat versions 5 と 6 が NetBeans IDE 6.0 と 6.1 でテスト済みです。Tomcat への配備については、「Add External Tomcat」と「Deployment of External Tomcat on NB6」の各 FAQ を参照してください。

    プロジェクト移行の支援

    Sun Java Studio Creator 2 Update 1 から NetBeans IDE へのプロジェクトの移行について質問がある場合は、この記事の最下部にある「ご意見をお寄せください」リンクを使用してください。

    関連項目:

    まとめ

    Sun Java Studio Creator 2 Update 1 のプロジェクトを NetBeans IDE にインポートする手順は、次の 4 つがありました。
    1. NetBeans IDE 6.0 または 6.1 でプロジェクトを開きます。
    2. 必要に応じて、サーバーが見つからない問題を解決します。
    3. データソースをすべて解決します。
    4. プロジェクトを配備します。

    関連項目


    更新日: 2008 年 4 月 15 日

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