NetBeans への NetBeans Visual Web Pack アプリケーションの移行のヒント
執筆: NetBeans チュートリアルチーム
2007 年 12 月 [リビジョン番号: V6.0]
このページは、NetBeans IDE 6.0 Web サポートに適用されます。 |
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このチュートリアルでは、NetBeans Visusl Web Pack 5.5 プロジェクトを NetBeans IDE 6.0 にインポートするプロセスについて説明します。
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目次
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このドキュメントは、NetBeans Visual Web Pack アプリケーションの NetBeans IDE Web サポートへの移行を支援します。
このチュートリアルを使用するには、NetBeans IDE 6.0 をインストールして、「Web および Java EE」またはフルインストールを選択する必要があります。NetBeans IDE の使用方法の詳細については、NetBeans の Web サイトの ドキュメント ページを参照してください。
Visual Web JSF Backwards Compatibility Kit には、J2SE 1.4 または J2EE 1.4 に基づいたプロジェクトをサポートする Visual Web デザイナに必要な、補足ライブラリが用意されています。これには次のものが含まれています。
- JavaServer Faces 1.1 リファレンス実装 (RI)
- 行セットリファレンス実装 (RI)
- JWSDP 1.6 内の JAX-RPC ライブラリ
これらのライブラリはオープンソースではなく、別個の NetBeans プラグインとして配布されています。プラグインをインストールするには、次の手順に従います。
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メインツールバーで、「ツール」>「プラグイン」をクリックします。プラグインマネージャーが開きます。
- 「使用可能なプラグイン」タブで、Visual Web JSF Backwards Compatibility Kit の横のチェックボックスを選択し、「インストール」をクリックします。
ユーザー設定の移行
NetBeans IDE 6.0 を起動する前に、NetBeans および Java Studio Creator IDE のすべてのインスタンスを閉じる必要があります。NetBeans IDE 6.0 Preview Web サポートをインストールして最初に IDE を実行するとき、図 1 に示すように、設定を移行するかどうかを尋ねられます。「設定のインポートの確認」ダイアログで「はい」をクリックして設定を移行します。

図 1: 「設定のインポートの確認」ダイアログ |
IDE のほかのバージョンで開発したプロジェクトを開く場合、またそのバージョンの設定を移行しなかった場合は、次の操作を行います。
- NetBeans IDE 6.0 を閉じます。
- 移行しない IDE のバージョンのユーザーディレクトリ名を変更します。
- NetBeans IDE 6.0 のユーザーディレクトリを削除します。ユーザーディレクトリの場所については、図 2 に示すように、「ヘルプ」>「製品について」を選択します。
- NetBeans IDE 6.0 を再起動します。
- 「設定のインポートの確認」ダイアログで、「はい」をクリックして、そのプロジェクトを作成するのに使用したバージョンでの設定を移行します。
IDE を実行するたびに、ユーザーディレクトリが作成されます。手順 3 で削除したファイルが再生成されます。
次に NetBeans IDE 6.0 を起動するときに問い合わせが表示されるように、ユーザーディレクトリの名前を変更します。ユーザーディレクトリの場所については、次の図に示すように、「ヘルプ」>「製品について」を選択します。
図 2: インストールの詳細 |
プロジェクト開始時のソースの移行
NetBeans IDE 6.0 でプロジェクトを開く前に、常にプロジェクトフォルダをコピーしてください。NetBeans Visual Web Pack で作成したプロジェクトを開くと、そのプロジェクトは以前のバージョンの IDE で開けなくなります。NetBeans Visual Web Pack と NetBeans IDE 6.0 間でのプロジェクトの共有はサポートされていません。注: 現在のところ、EJB と Web サービスのサポートには制限があります。
「ファイル」>「プロジェクトを開く」を使用して、Visual Web Pack アプリケーションを NetBeans IDE 6.0 で最初に開くと、次のソースが移行されます。
- IDE に追加されたコンポーネントライブラリ。NetBeans IDE でプロジェクトを開くとダイアログがポップアップ表示され、プロジェクトで使用されている complibs が「パレット」または「ツール」>「コンポーネントライブラリマネージャー」に追加されたことが示されます。ライブラリ参照の解決を手動で行う必要がある場合もあります。詳細は、ライブラリ参照の解決を参照してください。
- プロジェクトを開くときに、JDBC ドライバと接続はインポートされません。「プロジェクト」タブでプロジェクトノードを展開し、小さい進捗バーで「旧バージョンのプロジェクトを更新中」が開始されるときに、実際にインポートされます。単にプロジェクトを開いただけでは、db の設定はインポートされません。
- 注: 移行するプロジェクトのコピーにある「private」フォルダを削除することをお勧めします。このフォルダは、myProject/nbproject/private にあります。
ページナビゲーションの使用
Visual Web Pack で使用されていたページナビゲーションエディタは、NetBeans IDE 6.0 ではページフローエディタになりました。
Java Studio Creator と同様に、VWP 5.5 と 5.1 のプロジェクトには、個別の目的のための faces 構成ファイルが 3 つあります。
- managed-beans.xml。 すべての管理対象 Bean エントリ用 (セッション Bean、要求 Bean、およびアプリケーション Bean を含む)。
- navigation.xml。 ナビゲーション規則をすべて含む。
- faces-config.xml。 手動でエントリを作成しないかぎり、これは空です。
NetBeans 6.0 の新しいプロジェクトに対して、デフォルトですべてのものが単一の faces-config.xml ファイルに入りますが、新しい faces 構成ファイルを追加して、それに独自の規則やエントリを追加することもできます。
新しいページフローエディタは、いずれの faces 構成ファイルに使用できます。
新しいページフローエディタには 3 つの異なるビューがあり、ナビゲーション規則を表示できます。「XML」ボタンの横のドロップダウンリストを使用すると、ビューを切り替えることができます。
- Project。 これはデフォルトのビューで、プロジェクト (JSF ページ、HTML などを含む) のすべてのページが、特定の faces 構成ファイルのすべてのナビゲーション規則とともに表示されます。
- Faces Configuration Only。 同様に、このビューには現在の faces 構成ファイルのすべての規則が表示されますが、関連するページだけが表示されます。
- All Faces Configuration。 このビューでは、ナビゲーション規則と、すべての faces 構成ファイルのケースがマージされ、すべての関連ページとともに表示されます。
ページナビゲーションの使用に関する詳細は、Visual Web Pack チュートリアルの Web アプリケーションでのページの移動を参照してください。このチュートリアルは、NetBeans 6.0 IDE のページナビゲーション機能をカバーしています。
構成ファイル
プロジェクトのインポート時、3 つの構成ファイルが表示されます。
- faces-config.xml
- navigation.xml
- managed-beans.xml
プロジェクトの実行時に、これらの構成ファイルの規則がすべてマージされることを確認することが重要です。3 つのファイルすべてのページフローエディタを表示して、ナビゲーション規則を追加できますが、これにより、別のファイルで規則の衝突が発生する場合があります。ナビゲーション規則の衝突は、別のファイルに、同一の from-view-id 要素と from-outcome 要素、および異なる to-view-id 要素がある場合に発生することがあります。次の 2 つのコードブロックは、このシナリオの例を示しています。
<navigation-rule>
<from-view-id>*/Page1.jsp*</from-view-id>
<navigation-case>
<from-outcome>*case1*</from-outcome>
<to-view-id>*/Page2.jsp*</to-view-id>
</navigation-case>
</navigation-rule>
<navigation-rule>
<from-view-id>*/Page1.jsp*</from-view-id>
<navigation-case>
<from-outcome>*case1*</from-outcome>
<to-view-id>*/Page3.jsp*</to-view-id>
<redirect/>
</navigation-case>
</navigation-rule>
インポートしたプロジェクトのナビゲーション規則に navigation.xml のみを使用する場合、この問題は発生しません。このような衝突を解決するには、次の規則が役に立ちます。
- faces-config.xml と、その他のファイル間での衝突の場合、常に faces-config.xml が優先されます。
- navigation.xml と managed-beans.xml のような、その他の 2 つの構成ファイル間での衝突の場合、web.xml コンテキストパラメータの最後にリストされているファイル (javax.faces.CONFIG_FILES) が優先されます。
すべての構成ファイルの規則を 1 つのビューで表示すると、冗長性を排除できます。
- ビジュアルデザイナで右クリックし、ポップアップウィンドウから「ページナビゲーション」を選択します。
- 次の図に示すように、ページフローエディタの構成スコープドロップダウンリストから「Project」を選択します。

プロジェクトが移行されると、Sun Java Studio Creator および NetBeans 5.5 で行なっていたように、IDE は新しいページの管理対象 Bean を managed-beans.xml ではなく faces-config.xml に登録します。
ライブラリ参照の解決
解決されていないライブラリ参照があるというエラーメッセージが表示されたら、参照を削除する必要があります。ライブラリ参照を削除しても、プロジェクトにリスクはありません。
- プロジェクトノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
- 「ライブラリ」ノードをクリックし、「コンパイル」ウィンドウで、無効なライブラリ参照の横にある黄色のバッジアイコンの付いたエントリを削除します。
- 「構築」>「パッケージング」ノードを展開し、無効なライブラリ参照を削除します。
データベースの操作
次の手順に従って、同じユーザーが同じコンピュータ上に、以前のバージョンの NetBeans または Sun Java Studio Creator を使用して作成したプロジェクトを移行します。
プロジェクトが別のコンピュータで作成されたか、別のユーザーが以前のバージョンの NetBeans または Sun Java Studio Creator を使用して作成した場合は、追加の手順が必要です。
- NetBeans Visual Web IDE で作成されたプロジェクトを開きます。
- 右クリックして「プロジェクト」>「データソース参照」を選択し、「データソースの解決」を選択します。
- 注: Java Studio Creator で作成されたプロジェクトの場合、プロジェクトを閉じてから、再度開きます。
- 「データベース接続を追加」ダイアログで、JDBC ドライバがまだ登録されていない場合は追加するか、またはドロップダウンリストを使用してドライバを設定し、「了解」をクリックします。
- プロジェクトが複数のデータベース接続を使用している場合、手順 3 を繰り返します。
また、ターゲットアプリケーションサーバーが「サービス」タブに登録されていることを確認します。デフォルトでは、Glassfish V2 アプリケーションサーバーが登録されています。
移行したアプリケーションの配備
NetBeans IDE 6.0 の標準およびフルインストーラには、Glassfish アプリケーションサーバーのバージョンである Sun Java System Application Server が含まれています。移行したプロジェクトが、最初に Sun Java System Application Server に配備された場合、そのプロジェクトを NetBeans IDE 6.0 に配備できます。
移行したアプリケーションが、最初に Sun Java System Application Server 以外のサーバーに配備された場合、アプリケーションを配備するためには変更を行う必要があります。
プロジェクトを Tomcat に配備する場合、tomcat.apache.org からダウンロードできる Tomcat をインストールする必要があります。Tomcat versions 5 および 6 は、NetBeans IDE 6.0 でテスト済みです。Tomcat の配備についての詳細は、FAQ「Add External Tomcat」および「Deployment of External Tomcat on NB6」を参照してください。
プロジェクト移行の支援
NetBeans Visual Web Pack から NetBeans IDE 6.0 へのプロジェクトの移行について質問がある場合は、この記事の最下部にある「ご意見をお寄せください」リンクを使用してください。
関連項目
更新日: 2007 年 12 月 3日