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BPEL デザイナー開発者ガイド

BPEL デザイナのナビゲート

この節では、BPEL デザイナーの機能について説明します。BPEL デザイナーでは、WS-BPEL 2.0 仕様に準拠する BPEL ソースコードが自動的に生成されるプロセス図を視覚的に作成できます。

BPEL エディタビュー

BPEL エディタでは、ソースビュー、デザインビュー、マッパービュー、およびログ記録ビューを切り替えできます。すべてのビューが、常に同期されています。

  • デザインビュー

    デザインビューは、ビジネスプロセス図を作成できるビジネスプロセスデザイナーです。デザインビューでは、図の要素の追加、編集、および削除ができます。デザインビューで作成した図から、WS-BPEL 2.0 仕様に準拠する BPEL ソースコードが自動的に生成されます。その例外については、『BPEL サービスエンジンユーザーガイド』の「BPEL 2.0 言語構文」の節に一覧表示されています。

    デザインビューは、「プロジェクト」ウィンドウで「BPEL モジュール」プロジェクトから BPEL ソースファイルをダブルクリックしたときにデフォルトで表示されます。ソースビュー内の対応する位置に表示を切り替えるには、デザインビュー内で要素を右クリックし、「ソースへ移動」(Alt-O) を選択します。

  • ソースビュー

    ソースビューには、ビジネスプロセス図のコードが表示されます。ソースビューは、IDE の XML ソースビューを基礎としており、コードの折り畳み、XML 構文の強調表示、コード補完などの機能を備えています。

    ビジュアル設計だけでなく、ソースレベルの編集を実行できます。BPEL デザイナーは、ラウンドトリップ 2 方向エンジニアリングを実行して、デザインビューとソースビューが互いに同期するようにします。IDE は、ユーザーがソースファイルを手動で編集するごとに、自動的に BPEL ソースファイルを再解析して、図を再構築します。

    デザインビュー内の対応する位置に表示を切り替えるには、ソースビュー内で該当する行にカーソルを置き、右クリックして「デザインへ移動」(Alt-D) を選択します。

  • マッパービュー

    BPEL マッパーは、BPEL プロセスデータの処理と指示を行うためのフレームワークを提供します。BPEL マッパーは、値の代入または条件の設定に使用できます。マッパービューに切り替えるには、Ctrl-Shift-F9 キーを押すか、エディタのツールバーで「マッパー」タブをクリックします。詳細は、BPEL マッパーの節を参照してください。

  • ログ記録ビュー

    ログ記録ビューは、プロセスのログ記録または警告ルールの設定機能を提供します。ログ記録ビューに切り替えるには、Alt-L キーを押すか、エディタのツールバーで「ログ記録」タブをクリックします。詳細は、ログと警告の節を参照してください。

ドキュメントビューのクローン

「ドキュメントをクローン」機能は、ドキュメントビューをクローンできるカスタマイズオプションです。たとえば、BPEL プロセスのソースビューとデザインビュー (またはデザインビューとマッパービュー) の両方を同時に表示する場合、次の手順に従います。

1 つのドキュメントの複数のビューは、常に同期が保たれます。

ドキュメントビューをクローンするには、次の手順に従います。

  1. BPEL ファイルを開きます。
  2. ファイル名のタブを右クリックし、「ドキュメントをクローン」を選択します。同じドキュメントを含む別のタブが作成されます。
  3. タブの 1 つを、画面の左、右、または下のいずれか任意の場所までドラッグ&ドロップします。ドラッグしているウィンドウが配置される位置がオレンジ色の枠で示されます。

「ナビゲータ」ウィンドウ

「ナビゲータ」ウィンドウは BPEL デザイナーに付随します。「ナビゲータ」ウィンドウが表示されていない場合は、メインメニューから「ウィンドウ」>「ナビゲート」>「ナビゲータ」を選択するか、Ctrl-7 キーの組み合わせを押して、手動で表示することができます。

「ナビゲータ」ウィンドウには、BPEL 論理ビューと XML ビューという 2 つの異なる BPEL プロセスのビューがあります。XML ビューと BPEL 論理ビューを切り替えるには、「ナビゲータ」ウィンドウの上部にあるドロップダウンメニューを使用します。

「ナビゲータ」ウィンドウの XML ビュー

XML ビューはナビゲータビューと同じであり、IDE で開かれたすべての XML ドキュメントに使用できます。XML ビューは、BPEL ソースビューに付属します。ナビゲータ内で任意のノードをダブルクリックすると、選択した要素がソースビューで現在の行になります。

「ナビゲータ」ウィンドウの論理ビュー

ナビゲータには、BPEL プロセスの BPEL 論理ビューもあります。デザインビューで BPEL 構文を選択すると、BPEL 論理ビューで同じ要素が選択されます。また、BPEL 論理ビューのツリーでノードを選択すると、対応する要素が図上で選択されます。

BPEL 論理ビューでノードを右クリックすると、ポップアップメニューが呼び出され、特定のノードに関連するアクションが表示されます。たとえば、代入要素には「ソースへ移動」、「デザインへ移動」、「ラップ」、「上へ移動」と「下へ移動」、「ブレークポイントを切り替え」、「削除」、「BPEL マッパーを表示」、および「プロパティー」のアクションがあります。ほとんどのノードにある「ソースへ移動」アクションと「デザインへ移動」アクションには、対応するキーボードショートカットがあります。「ソースへ移動」は Alt-O、「デザインへ移動」は Alt-D です。

一般に、「ナビゲータ」ウィンドウ内のノードは、図上の要素に対応します。さらに、「変数」や「相互関係セット」など、図からは直接使用できない機能に関連するノードがあります。ビジネスプロセスで使用している変数を表示するには、「ナビゲータ」ウィンドウの BPEL 論理ビューで「変数」ノードを展開します。変数のポップアップメニューには次のコマンドがあります。

  • ソースへ移動. BPEL ファイルのソースが開き、変数が最初に出現する位置にカーソルが配置されます。
  • ソース入力へ。変数型の定義を含むソースファイルが開きます。これはたとえば WSDL ファイルです。
  • 使用法を検索. BPEL ファイル内での変数の使用状況が表示されます。このコマンドは、相互関係セットとパートナーリンク要素のポップアップメニューにもあります。

特に関連の深いのが「 インポート 」ノードで、このノードには、BPEL ファイル内の Import 要素を頼りに参照される XSD ファイルと WSDL ファイルの一覧が表示されます。「インポート」ノードのポップアップメニューを使用して、XSD ファイルまたは WSDL ファイルへの参照を追加できます。参照できるのは、プロジェクトフォルダ内にあるファイルだけです。

リソースファイル (.wsdl または .xsd) をインポートとして追加するには、次の手順に従います。

  1. 「ナビゲータ」ウィンドウの BPEL 論理ビューで、「インポート」ノードを右クリックし、インポートするファイルの形式によって「WSDL インポートを追加」または「スキーマインポートを追加」を選択します。
  2. 「新規インポートの作成」ダイアログで、インポートとして追加するファイルをプロジェクト構造内で選択します。

    注: 最初に、プロジェクトディレクトリに格納されているファイルをプロジェクト構造に追加してください。そのあと、それらをインポートとして追加できます。すでに参照されているファイルには、取り消し線が表示されます。


  3. 読み取り専用の「名前空間」フィールドおよび「型」フィールドに値を表示し、「了解」をクリックします。

    追加したばかりのリソースファイルが「ナビゲータ」ウィンドウの「インポート」ノードの下に表示されます。

WSDL ファイルにプロパティーを追加するには、次の手順に従います。

「ナビゲータ」ウィンドウから、BPEL ドキュメント内で参照されている WSDL ファイルにプロパティーおよびプロパティー別名を追加できます。

  1. 「ナビゲータ」ウィンドウの BPEL 論理ビューで、「インポート」ノードの下の WSDL ファイルを右クリックし、ポップアップメニューから「プロパティーを追加」を選択します。
  2. 「新規相互関係プロパティーの作成」ダイアログで、プロパティー名を指定します。
  3. プロパティーの型を選択し、「了解」をクリックします。
WSDL ファイルにプロパティー別名を追加するには、次の手順に従います。
  1. 「ナビゲータ」ウィンドウの BPEL 論理ビューで、「インポート」ノードの下の WSDL ファイルを右クリックし、ポップアップメニューから「プロパティー別名を追加」を選択します。
  2. 「新規プロパティー別名の作成」ダイアログで、「プロパティー」フィールドの横の「参照」ボタンをクリックしてプロパティーを指定します。
  3. 「プロパティーの選択」ダイアログで、別名を作成するプロパティーを選択し、「了解」をクリックします。「新規プロパティー別名の作成」ダイアログの「プロパティーの型」フィールドに、種類が表示されます。
  4. 「プロパティーのマッピング先」ツリーで、WSDL ファイルノードを展開し、メッセージまたはメッセージ部分を選択します。
  5. クエリーを追加するには、「クエリー」テキストフィールドにクエリー文字列を入力します。

    「ツリーと同期」チェックボックスが選択されている場合、「プロパティーのマッピング先」ツリーの選択内容を変更するたびに「クエリー」フィールドが更新されます。

  6. 「了解」をクリックします。

WSDL エディタを使用したプロパティーとプロパティー別名の定義については、『WSDL エディタ開発者ガイド』を参照してください。

「プロパティー」ウィンドウ

「プロパティー」ウィンドウには、プロセスで現在選択されている要素のプロパティー情報が含まれます。IDE の「プロパティー」ウィンドウを使用して、すべての BPEL 要素のプロパティーを設定することもできます。「プロパティー」ウィンドウの内容は、プロセスのアクティブな要素によって異なります。「プロパティー」ウィンドウですべての要素に共通の固定フィールドは次の 2 つだけです。

  • 名前。要素の名前を示します。
  • ドキュメント。要素に関連付けられているコメントが含まれます。詳細は、ドキュメントの節を参照してください。

「プロパティー」ウィンドウを開くには、「ウィンドウ」>「プロパティー」を選択するか、Ctrl-Shift-7 キーを押します。

スクロール

「プロジェクト」ウィンドウから BPEL ファイルを開くと、図はデフォルトでデザインビューの編集モードで開きます。このモードでは、図の編集やスクロールが可能です。編集モードは、エディタツールバーでナビゲーションモードが選択されているときに有効になります。

ナビゲーションモードを有効にする

編集モードでは、次の方法で図をスクロールできます。

  • マウスホイールを回す
  • 水平スクロールバーと垂直スクロールバーを使用する
  • 「タブ」キーを押して要素間を移動する

拡大と縮小

図の拡大と縮小。ズーム機能によって図のサイズを拡大または縮小することが可能で、図の細部を表示したり、縮小サイズで広範囲に表示したりできます。エディタのツールバーの「ズーム値」ドロップダウンリストを使用してズーム値を変更できます。ウィンドウに合わせて図の大きさを調整するには、「図に合わせる」をクリックします。ウィンドウの幅に合わせて図の幅を調整するには、「幅に合わせる」ボタンをクリックします。

最小の拡大率は 33% であり、また大きな図はウィンドウに収まらない可能性があることに注意してください。

縮拡を変更するには、次のいずれかを行います。

  • ツールバーの「拡大」または「縮小」ボタンをクリックする。
  • ウィンドウに合わせて図を調整するには、ツールバーの「図に合わせる」ボタンをクリックします。
  • ウィンドウに合わせて図の幅を調整するには、ツールバーの「幅に合わせる」ボタンをクリックします。
  • ツールバーのナビゲーションモードを有効にすると、マウスホイールを使用して拡大および縮小できます。

BPEL 図とソースファイルの印刷

BPEL 図とソースファイルを印刷したり、ボーダー、ヘッダー、フッター、色、行番号、拡大率などの印刷設定を好みに合わせてカスタマイズしたりすることができます。

BPEL 図またはソースファイルをプレビュー表示して印刷するには、次の手順に従います。
  1. デザインビューで BPEL ファイルを開きます。
  2. メインメニューから「ファイル」を選択し、次のいずれかのコマンドを選択します。
    • 印刷プレビュー。印刷レイアウトをプレビューするか、印刷設定を構成します。
    • HTML に出力。.bpel ファイルを HTML ファイルとして印刷します。
印刷オプションをカスタマイズするには、次の手順に従います。
  1. IDE で、印刷するオブジェクトを選択します。
  2. 「印刷プレビュー」ウィンドウで、「印刷オプション」をクリックします。「印刷オプション」ダイアログが表示されます。
  3. 好みに合わせて印刷設定を変更します。
    • ボーダーを印刷。印刷されるページにボーダーを付加します。ボーダー色を変更するには、色アイコンをクリックします。
    • 「ヘッダーを印刷」および「フッターを印刷」。ヘッダーとフッターのテキスト、位置、色、およびフォントを指定します。ヘッダーまたはフッターを非表示にするには、それぞれ、「ヘッダーを印刷」チェックボックスまたは「フッターを印刷」チェックボックスの選択を解除します。ヘッダーまたはフッターのパターンテキストを指定するには、位置に対応するフィールド (「左」、「中央」、または「右」) をクリックし、次のいずれかのボタンを選択します。たとえば、左下隅に印刷時刻を付加するには、「フッターを印刷」チェックボックスを選択し、「左」フィールドをクリックし、「印刷時刻」アイコンをクリックします。ページのヘッダーまたはフッターの色とフォントを変更するには、「フッターの色を選択」アイコンと「フッターのフォントを選択」アイコンをクリックします。
    • 行番号。ソースファイルの行番号を印刷するかどうかを指定します。
    • 行を折り返す。行をページに収まるように折り返します。
    • エディタのように印刷。印刷されるページはエディタでの表示のようになります。
    • テキストのフォントと色。ソースファイルなどの印刷時にテキストの色とフォントを指定します。
    • 背景色。背景色を指定します。
    • 行間隔。行間隔の値を指定します。
    • ズーム。ページに印刷されるテキストまたは図の倍率を指定します。幅または高さに合わせるか、または特定のズーム倍率を選択できます。
  4. 「了解」をクリックします。
ページ設定をカスタマイズするには、次の手順に従います。
  1. IDE で、印刷するオブジェクトを選択します。
  2. 「ファイル」>「印刷プレビュー」を選択します。
  3. 「印刷プレビュー」ウィンドウで、「ページ設定」をクリックします。「ページ設定」ダイアログが開きます。
  4. 「ファイル」>「ページ設定」を選択することにより、「ページ設定」ダイアログを起動することもできます。
  5. 「ページ設定」ページで次のパラメータを指定します。
    • 用紙サイズ
    • 給紙方法
    • 用紙の向き
    • 余白の大きさ
  6. 「プリンタ」ボタンをクリックしてプリンタを指定します。
  7. 「了解」をクリックします。

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