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BPEL デザイナー開発者ガイド

このドキュメントでは、NetBeans IDE 6.0 の SOA Pack の一部である BPEL デザイナの機能について説明します。BPEL プロセスの基本的な編集、コンパイル、配備、およびテスト実行について説明します。

このドキュメントを読むにあたって

読みやすさのために、一部の画像はサムネイル形式で提供してあります。これらの画像は、クリックすると拡大できます。

このドキュメントの構造

このガイドは複数の節から構成され、NetBeans IDE の BPEL デザイナで実行可能な特定のタスクについて、各節で説明しています。節の一覧は目次にあります。

概要

Web サービスを編成する主な方法の 1 つに、ビジネスプロセス実行言語 (BPEL) の使用があります。このガイドでは、WS-BPEL 2.0 仕様に準拠する BPEL プロセスの編集、コンパイル、および配備に使用できる IDE の機能について説明します。IDE の BPEL デザイナー機能を使用すると、BPEL プロセスを簡単に作成および編集し、BPEL サービスエンジンに配備し、テストモードまたはデバッグモードで実行できます。

NetBeans IDE 6.0 リリースに含まれる BPEL デザイナー機能については、次のチュートリアルを参照してください。

JBI 実行環境の概要

JBI (Java Business Integration) 実行環境は、IDE 内で SOA ツール用の実行環境を提供します。JBI 実行環境には、サービスモデルを使用して相互に作用する複数のコンポーネントが含まれます。このモデルは WSDL (Web Services Description Language) 2.0 に基づいています。JBI 環境内でサービスを提供または消費するコンポーネントをサービスエンジンと言います。コンポーネントの 1 つに、ビジネスプロセスを実行するためのサービスを提供する BPEL サービスエンジンがあります。JBI 環境外にあるサービスへのアクセスを提供するコンポーネントは結合コンポーネントと言います。

JBI コンポーネントは、NetBeans IDE のパッケージに含まれる GlassFish アプリケーションサーバーの一部としてインストールされます。

インストールまたは配備されている JBI コンポーネントを確認するには、次の手順に従います。

  1. IDE で「サービス」ウィンドウを開き、「GlassFish V2」ノード、「JBI」ノードの順に展開します。
  2. JBI」ノードが表示されない場合は、「GlassFish V2」ノードのポップアップメニューから「起動」を選択してアプリケーションサーバーを起動する必要があります。
JBI のノード

Java Business Integration の概念の詳細と「JBI」ノードの説明については、「JBI コンポーネント技術概要」を参照してください。

BPEL サービスエンジン

BPEL サービスエンジンは、JSR 208 に準拠した JBI 実行環境コンポーネントであり、WS-BPEL 2.0 準拠のビジネスプロセスを実行するためのサービスを提供します。BPEL サービスエンジンは、BPEL プロセスを配備するための実行サービスを提供します。BPEL プロセスを配備するには、JBI モジュールとして複合アプリケーションプロジェクトに追加する必要があります。

BPEL サービスエンジンはアプリケーションサーバーと同時に起動します。したがって、複合アプリケーションプロジェクトを配備およびテスト実行する前に、アプリケーションサーバーを起動してください。

GlassFish V2 アプリケーションサーバーの状態を確認するには、次の手順に従います。

  1. 「サービス」ウィンドウが表示されていない場合は、「ウィンドウ」>「サービス」を選択します。
  2. 「サービス」ウィンドウで「サーバー」ノードを展開します。

    サーバー」ノードに「GlassFish V2」サブノードが含まれるはずです。「GlassFish V2」のノードが表示されない場合は、GlassFish V2 アプリケーションサーバーを構成する手順へ進んでください。

    GlassFish V2」ノードに緑色の矢印のバッジが表示されていれば、そのサーバーは実行中です。緑色の矢印のバッジが表示されていない場合は、GlassFish V2 アプリケーションサーバーを起動する手順へ進んでください。

GlassFish V2 アプリケーションサーバーを構成するには、次の手順に従います。

  1. 「サービス」ウィンドウが表示されていない場合は、「ウィンドウ」>「サービス」を選択します。
  2. 「サービス」ウィンドウで「サーバー」ノードを右クリックし、ポップアップメニューから「サーバーを追加」を選択します。

    「サーバーインスタンスの追加」ダイアログが開きます。

  3. 「サーバーを選択」ページの「サーバー」ドロップダウンリストから、「GlassFish V2 Application Server/GlassFish」を選択します。
  4. (省略可能) 「名前」フィールドで、サーバーのデフォルト名を変更します。

    IDE は、サーバーを識別するためにこの名前を使用します。

  5. 「次へ」をクリックします。

    「プラットフォームフォルダの場所」ページが開きます。

  6. 「プラットフォームの場所」フィールドの「参照」ボタンを使用して、アプリケーションサーバーのインストール場所に移動して、選択します。
  7. 「ローカルのデフォルトドメインを登録」ラジオボタンを選択し、「次へ」をクリックします。
  8. ドメインの管理者のユーザー名とパスワードを入力します。

    インストール時にデフォルト値のままにした場合、ユーザー名は admin で、パスワードは adminadmin です。

  9. 「完了」をクリックします。

GlassFish V2 アプリケーションサーバーを起動するには、次の手順に従います。

  1. 「サービス」ウィンドウで「GlassFish V2」ノードを右クリックし、「起動」を選択します。
  2. 「出力」ウィンドウに次のメッセージが表示されるまで待ちます。

    Application server startup complete.

    サーバーが実行されている場合、「GlassFish V2」ノードに緑色の矢印のバッジが表示されます。

    BPEL サービスエンジンは「サービス」ウィンドウ内の「GlassFish V2」>「JBI」ノードの下に、「sun-bpel-engine」と表示されます。

    BPEL サービスエンジンと、サポートされている BPEL 2.0 言語の構文については、『BPEL サービスエンジンユーザーガイド』を参照してください。

複合アプリケーションプロジェクト

複合アプリケーションプロジェクトを使用して、JBI (Java Business Integration) 実行環境に配備可能な「サービスアセンブリ」を作成します。複合アプリケーションプロジェクト内では、次のことを行うことができます。

  • 複数の種類のプロジェクトを使用するアプリケーション (BPEL モジュールプロジェクトや XSLT モジュールプロジェクトなど) をアセンブルする。
  • 外部 / エッジアクセスプロトコル (SOAP、JMS、SMTP など) を構成する。
  • JBI 配備パッケージを構築する。
  • ターゲット JBI コンポーネントにアプリケーションイメージを配備する。
  • JBI コンポーネントとアプリケーションの状態を監視する。

BPEL のサービスエンジンに複合アプリケーションを配備する前に、複合アプリケーションの JBI モジュールとして BPEL モジュールを追加する必要があります。その後、サーバーに複合アプリケーションが配備され次第、配備された BPEL プロセスに対するテストケースを作成してテストの実行を行うことができます。詳しい情報については、「複合アプリケーションプロジェクトの配備」を参照してください。

複合アプリケーションプロジェクトでの作業に関するさらに詳しい情報については、このガイドの「BPEL モジュールプロジェクト」および「BPEL プロセスのデバッグ」を参照してください。

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